診断の選び方


●「似合うを見つける診断ってたくさんあるんだね!?」

「手持ちの服があまり似合っていないかもな?…メイクが何か変だな…?ってなんとなく思うのだけど、でもそれが何でなのかはわからないなぁ。」

「どういう診断を受けたら解決するのかもわからないぞ…」

「自分の似合うを知りたいけど、骨格診断や顔タイプ診断®を自己診断してみたら全く違うことが書いてあって、余計にわからなくなっちゃったな…。」

イメージコンサルティングの診断を受けてみようかな?と考えていて、このようなお悩みを持つ方は多いかと思います。

解決方法の1例として、当サロンで行っている診断とその活かし方の流れをご紹介します。


■目次

1.

1.イメージコンサルティングの診断とは

●現在、"似合う"を見つけるための様々な診断が存在します。

 

それぞれの診断ごとに理論や定義が異なるので、同じ人でもまったく違う似合うが提案されることもあります。

 

人は様々な要素(顔・身体・色素・性格・振る舞い等)で構成されているので、理論が要素のどこをフォーカスしているかが、この提案の違いを生み出します。

 

さらに、こんなパターンも。

 

身体にフォーカスしているという点では同じはずですが、骨格診断なんかはメジャーな3タイプの診断の他に、3タイプを更に細分化した12タイプの診断があったり、まったく別の見方で身体を見る7タイプの診断があったりします。

 

3タイプと7タイプにおいては骨格診断という名称は同じなのに、理論が違うのでタイプの分け方も異なってきます。

余談ですがこの名称のややこしさは、SNS上で間違った情報が発信されたり、誤った解釈を生み出す原因にもなっています…。

 

それぞれの理論を通して「あなたの顔はこれが似合う」「あなたの身体はこれが似合う」といった具合で結果を出しているので、答えは違えどどれかが間違っているわけではありません。

 

 

●ただ、それでは結局何が一番「似合う」のかわかりませんよね。

 

 

そこで持っている要素に優先度をつけると、答えが見えてきます。

 

この人は顔優先なのか…身体優先なのか…といったことです。

 

サロンで行うイメージコンサルティングは、この優先度を見極めていくという作業が行われるので、診断を受ける際は複数の診断を一度にまとめて同じところで受けた方が見極めの精度が上がるのでオススメです。

 

様々な診断結果がほぼ同じ人同士でも、結果を最終的にファッションスタイルに落とし込んだ際に似合うが違うことは多々あるのですが、それは上記の優先度が異なったり、まだ診断していない他の要素の部分が異なる可能性があります。

 

 

そしてどの診断にも共通するのは、

 

●個人が持つ多様な個性を、理論に沿って必ずどこかのタイプにあてはめることです。

 

さらに、そのタイプ分けにうまく着地できない個性を持つ方がどの診断にも必ずいらっしゃいます。

個人の個性という多種多様なものを限られたタイプ内で分類するので、ズバリあてはまらなくてもどこかのタイプに収める必要があるためです。

 

なので、うまく着地できた診断が自分にとって居心地の良い診断になり、この診断はとても良い!納得できる!と感じやすくなります。


2.

2.似合うとは?

● "似合う"を辞書で調べると

ちょうどよくつりあう。調和する。

 

似合うファッションとは、そのままですがつりあっている・調和しているファッションということになります。

 

●つりあっているはわかりやすい

 

子供が大人っぽい服を着ていると無理しているように見えるように、その人の状態に合っていないということですよね。

 

●では調和とは…?

 

これは己を知らないとわからないことです。

 

ファッションにおける自分の個性軸というものがあって、それに調和しているかどうかが似合うになるということなので、そもそも軸を知らなければ何に調和させるのか自体がわかりません。

 

この軸を見つけるために、前述のイメージコンサルティングの診断があります。

 


3.

3.どの診断を受ければよいのか

●自分の悩みどころに合わせて選ぶ

 

●メイクがうまくいかない

 

パーソナルカラー診断 →あなたが持っている色素に合う色がわかるようになるので、顔色が良くなる色がわかります。

 

顔タイプ診断® →顔立ちに合うメイクや眉の形、パーソナルカラーとは違う顔立ちに合いやすい色がわかります。

 

●パッとしない・あか抜けない

 

骨格診断 →身体の形を活かす服や素材がわかります。

 

顔タイプ診断® →顔立ちにあった洋服のテイストと、顔立ちに合う色がわかります。

 

パーソナルカラー診断 →顔周りの印象を明るくする色がわかるほか、顔色が悪く見える、地味に見える等、色素との調和で違和感を感じる色がわかります。

 

 

●好きな服が似合わない

 

トータル診断で似合いづらい要因を複合的に確認し、改善策をみつけます。

 

 

●まわりから似合うといわれる服がしっくりこない

 

内面と外見の差異が強い場合が多いので、内面を考慮する診断を受ける。

(pilviでは年内に内面要素を含む診断をスタート予定です。)

 

 

●何が悩みなのかもわからないぐらい迷走している

 

トータル診断でご自身の持ち味や強みを一通り見いだして、方向性を決めていくことをおすすめします。


4.

4.診断の活かし方

活かし方にルールはないのですが、診断後にどうしたらいいのかわからなくなったら、、、、、

 

●ゴールとなる人物像を設定する

 

診断結果を踏まえて、改めてどのようなイメージで見られたいのか等、具体的な人物像を設定します。

ファッション好きの方や様々なTPOに対応しなければならない方などは、洋服は増えますがゴール設定は複数あっても大丈夫です!

 

 

例:代官山のオープンテラスのカフェで読書を楽しむ知的な女性

 

場所の雰囲気を考えると、ややカジュアル寄りのファッションの方が合いそう。

 

読書や知的といったキーワードが入ってくるので、ガチャガチャした装いより落ち着いた装いの方が良さそう。

 

じゃあ、落ち着いた崩しすぎないリラックス感のあるカジュアルファッションにしようかな。

 

といった具合で、設定をファッションに落とし込んでいきます。その後、

 

 

設定に対して、手持ちのワードローブを確認する。

 

ヘアメイクが設定に合わない場合は、服を買う前にこちらを変える。

 

ワードローブに足りないものを、設定のイメージから外れないよう注意して買い足す。

 

 

ゴールに辿り着く過程で、クセで買いがちだったけど本当はいらないものや、今までなら手に取らなかったけど設定に合いそうだから試着したらすごく似合ったものなど様々な気づきに出会えます!

 

 

診断後に場当たり的にいろいろなものを購入すると、似合うけど着まわせないものが増えたりして、結局「今日何着ればいいのかわからない…。」と振り出しに戻ってしまうことも。

 

似合う服がわかった!の先に、それぞれの日常があるので、似合うのは納得だけど自分の生活環境では着れない服ばかりだったから、診断受けたけど役に立たなかったな…で終わらせないよう、実現可能なゴール設定は大事です。

 

似合うの軸がわかっていれば、ゴール設定に対して合わせ方があります。

 

設定はいつだって自由に変えられるので、環境や年齢の変化に合わせての再考もおすすめです。